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盆踊りの由来や基本、楽しみ方

2021年8月13日

日本人でも意外に知らない?

盆踊りの由来は、仏教の「念仏踊り」だとされています。 この念仏踊りとは、自分自身で念仏を唱えながら踊るもので、後に踊る人と念仏を唱える人が分かれた「踊り念仏」に発展しました。 これらの民俗芸能がお盆と結びつき、現代の盆踊りになります。 お盆にちなみ8月15日に踊って、16日にご先祖様の霊を送り出すという流れです。

盆踊りはご先祖様のおもてなしをするという意味合いのほかに、地域の人々との交流という要素もあわせ持っています。これは家を出て独立している人が久しぶりにお盆の時期に帰省し、盆踊りで旧友と再会したり、近所の人々と楽しく会話して踊ったりすることで仲を深められるからです。

また、江戸時代からは、男女の出会いの場としての機能も果たすようになりました。昔は、多くの男女が一緒に集まるイベントはほとんどありませんでした。当時の人々からしてみれば、心までも踊るような気持ちだったはずです。盆踊りの晩(旧暦では7月15日)は満月。照明がなくても明るく照らされていたことで、気持ちが高揚しやすい状況だったと思われます。